車の傷・凹みがあると車検に通らない?NGな3つのケースと放置リスク

「バンパーがへこんでいるけど、車検に通るかな…」
「ドアの傷、直さないと車検で落とされる?」などと心配になっているあなたへ。
結論から言うと、単なる「見た目の傷・凹み」であれば、車検は問題なく通ります。 車検は「安全に走れるか」を見る検査であり、「見た目の美しさ」は問われないからです。
ただし、「安全性」に関わる特定の傷は、どんなに小さくても不合格になります。 この記事では、検査員がチェックする「合否のボーダーライン」と、修理が必要になった場合に「費用を安く抑えるコツ」を解説します。

車検に通る傷・通らない傷の境界線【早見表】

車検に通りにくい車の凹み

まずはご自身の車の傷・凹みが「セーフ」か「アウト」か、以下の表で判断してください。
ポイントは「部品が正常に動くか」「歩行者への危険性」です。

傷・凹みの状態別/車検の合否判定リスト

損傷の場所・状態 車検の合否 理由・判断基準
ボディの擦り傷 ○ 合格 塗装が剥げているだけなら、走行・安全に支障がないため。
ボディの凹み ○ 合格 ドアやバンパーが大きく凹んでいても、外れそうでなければOK。
ランプ類の割れ × 不合格 レンズが割れて「光が漏れる(白く見える)」状態はNG。
ガラスのヒビ × 不合格 運転席の視界を妨げる傷や、振動で広がる危険があるヒビはNG。
突起物(鋭利な傷) × 不合格 ボディが裂けて尖っており、「歩行者を傷つける恐れ」がある場合はNG。
穴あき(サビ) △ 要注意 フレーム(骨格)に穴が開くほどの腐食は強度不足でNGの可能性大。

車検に通らない3つのNGパターン

フロントガラスのヒビ

以下の3箇所に損傷がある場合は、車検前に修理が必要です。 放置すると検査に通らないだけでなく、整備不良で切符を切られるリスクもあります。

① ライト・ランプ類の「割れ・ヒビ」

レンズが割れて中の光が漏れていたり、光の色が変わって見える場合は通りません。

  • NG基準: 爪が引っかかる深いヒビ、内部に水が入っている、光が漏れて白い光が見える。
  • OKの可能性: 表面の薄い線傷、光量や色に影響がない軽微なヒビ(※検査員による)。

② フロントガラスの「ヒビ・飛び石傷」

運転手の視界を妨げる位置にある傷や、ヒビが伸びる可能性がある傷は危険とみなされます。

  • NG基準: 運転席の目の前にある傷、ガラスの縁から10cm以内にある傷(振動で割れやすいため)。
  • 対策: 500円玉より小さい傷なら「リペア(補修)」で通ることもありますが、基本は交換推奨です。

③ ボディの「突起」や「鋭利なめくれ」

バンパーやフェンダーが裂けて尖っている状態は、「歩行者保護」の観点から不合格になります。

  • NG基準: ぶつかった際に、人を切ったり引っ掛けたりするような鋭利な形状になっている。
  • よくあるNG処置: 「尖った部分をガムテープで隠す」だけでは、基本的に不合格となります。

車検には通っても、傷・凹みの放置が危険な3つのリスク

「車検に通るなら、直さなくていいや」と思っていませんか? 実は、車の傷や凹みを放置することは、長い目で見ると「損をする」可能性が高いです。その理由は主に3つあります。

① 錆(サビ)と腐食が広がる

表面は小さな傷でも、塗装の内側で腐食が進行していることがあります。気づいたときにはボディに穴が開き、修理範囲が大きくなっているケースも少なくありません

② 査定額・下取り価格が下がる

小さな傷や凹みでも数が増えると、「手入れされていない車」として査定時の印象が悪くなります。さらにサビが発生していると、大幅な減額対象になることもあります

③ 放置するほど修理費が高くなる

早めの時期なら「タッチペン」や「磨き」だけで直せた傷も、時間が経ってサビたり塗装が浮いたりすると、「本格的な板金塗装」や「部品交換」が必要になり、修理費が数倍に膨れ上がるリスクがあります。

車検に通らない傷、凹み修理はどこに頼む?
費用相場と依頼先ごとの特徴

車と工具とお金

「車検に通らないと言われた…」 そんな時、ディーラーで言われるがままに「新品交換」を選ぶと費用が高額になります。 まずは「板金工場」や「カー用品店」で安く直せないか検討しましょう。

車検NG項目の修理・交換費用リスト【部位別・依頼先別】

NG箇所 状態 ①板金工場
(本格修理・中古)
②ガソリンスタンド・カー用品店・チェーン店
(軽補修・消耗品)
③ディーラー
(新品交換)
バンパー 割れ・突起 2万〜5万円
(本格板金・中古交換)
1.5万〜3万円
(クイック補修※軽度のみ)
6万〜10万円
(新品交換+塗装)
ヘッドライト 黄ばみ・曇り 1万〜2万円
(本格研磨・クリア塗装)
3,000〜8,000円
(表面磨き・コーティング)
5万〜15万円
(ユニットごと新品交換)
フロントガラス 飛び石・ヒビ 1.5万〜3万円
(プロによるリペア)
1.5万〜2万円
(リペアキット/ピット作業)
10万〜20万円
(純正ガラス交換)
ランプ類 球切れ・割れ 1万〜3万円
(中古レンズ交換)
1,000円〜
(電球交換のみ)
3万〜6万円
(新品レンズ交換)
タイヤ スリップサイン 提携店価格
(※工場による)
2万〜6万円
(4本交換・工賃込み)
6万〜10万円
(純正同等品交換)

※上記は一般的な国産車の目安です。店舗により対応範囲が異なります。

安く直せる板金修理先の選び方

「大きな割れ・ヒビ」なら【板金塗装工場】

バンパーが大きく割れていたり、ライトのレンズ自体が破損している場合は、カー用品店の軽補修では対応できません。
板金工場なら、「中古パーツ(リビルド部品)」を取り寄せて安く交換できたりします。ディーラー見積もりの半額以下になることも珍しくありません。

「黄ばみ・球切れ」なら【ガソリンスタンド・カー用品店等】

車検NGの理由が「ライトの光量不足(黄ばみ)」や「電球切れ」程度なら、ガソリンスタンドやカー用品店が最速です。その場で数千円で解決することが多いです。

板金業者ごとの特徴や費用相場についてもっと知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

大阪・豊中エリアで「車検前の板金修理」なら
おすすめ板金業者へ相談を

「この傷、車検に通るかな?」と不安な方は、車検に行く前にプロに聞いてみましょう。
当サイトで紹介する優良工場なら、「車検に通るための最低限の修理」や「中古部品を使った格安修理」の提案も可能です。
写真での無料見積もりも受け付けてますので、まずはお気軽にご相談ください。

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