板金修理の期間はどれくらい?依頼先別の平均日数と早く終わらせるコツ

通勤や子どもの送り迎えで車を毎日使う方にとって、「修理に何日かかるのかな?」は大事なポイントですよね。
今回は、依頼先ごとの修理期間の特徴や部位ごとのおおよその目安を整理しました。あわせて、できるだけ早く直したいときの工夫もまとめています。あくまで目安ですが、工場に相談するときの参考にしてください。

依頼先別、修理内容ごとの目安期間

目安

同じキズやへこみでも、どこに頼むかでかかる日数は変わります。まずは全体の傾向を知っておくと安心です。そのうえで、部位ごとの目安を見ていきましょう。

ディーラー

修理期間の特徴

品質は安定していますが、板金や塗装は提携工場へ外注されることが多いです。さらに純正部品の取り寄せも絡むので、どうしても日数が長くなりがちです。目安は2日〜1週間以上。繁忙期だとさらにかかるケースもあります。

板金塗装のみ 部品交換あり(取寄含む)
小さなキズ・へこみ 3日 〜 1週間 基本的に交換不要
バンパー修理 4日〜1週間 1週間〜2週間
ドア・フェンダー修理 1週間〜10日 10日〜3週間
ボンネット修理 1週間〜10日 10日〜3週間

板金工場

修理期間の特徴

見積もりから板金・塗装・仕上げまで一貫して対応できる工場が多く、段取りの早さが強みです。中古部品を提案してくれるところや、塗装範囲を工夫してくれるところもあり、納期を詰めやすいのもポイント。だいたい数日〜1週間程度が中心です。

板金塗装のみ 部品交換あり(取寄含む)
小さなキズ・へこみ 即日〜2日 基本的に交換不要
バンパー修理 1〜4日 4日〜1週間
ドア・フェンダー修理 3日〜7日 1週間〜10日
ボディ(キズ・へこみ) 2〜5日 5日〜10日

チェーン店・ガソリンスタンド・カー用品店

修理期間の特徴

小さなキズや軽いへこみの「クイック修理」が得意で、数時間〜1日で終わることもあります。
ただし、本格的な板金は外注になるため、2〜5日ほどかかるのが一般的です。即日対応をうたうキャンペーンもありますが、混み合っている時期は納期が読みにくいこともあります。

板金塗装のみ 部品交換あり(取寄含む)
小さなキズ・へこみ 数時間〜1日 基本的に交換不要
バンパー修理 1日〜2日 (軽度な交換のみ)3日〜5日
ドア・フェンダー修理 3日〜5日 受付不可の場合あり(要見積もり)
ボンネット修理 受付不可の場合あり(要見積もり) 受付不可の場合あり(要見積もり)

板金修理を少しでも早く終わらせるコツ

午前中に入庫する

時間

朝イチで預けると、その日のうちに分解や見積もり、部品手配まで進めてもらいやすいです。結果的に1日ほど短縮できるケースもあります。

予約時に“事前情報”を伝えておく

車種・年式・カラーコード・希望日、それに写真(全体/近景/角度違い)を送っておくと、工場側が段取りを前倒しできます。そのぶん、仕上がりまでが早くなりやすいです。

ボディの色のコードの確認方法

  • ディーラーに車台番号(VIN)を伝えて照会(これが一番確実)
  • 運転席ドアの内側にある車両ラベル
  • ボンネット内(エンジンルーム)のプレート
  • トランク内(スペアタイヤ付近)のラベル
  • 取扱説明書/整備手帳の記載
事前

修理の“優先順位”を伝えて返却を早める

納期

「まずは走れるようにしてほしい」「細かい外観は後日でも構わない」と伝えるだけで、返却を早めてもらえることがあります。できるかどうかはお店次第なので、一度相談してみるといいです。

クイック修理と“在庫のある部品”をうまく使う

軽いキズなら数時間〜1日で直せることもあります。部品は純正・社外・中古のうち在庫があるものを優先すると、取り寄せ待ちを避けられます。

部品

期間が心配なら、代車無料の修理工場を検討してみよう

代車

通勤や送迎で車が必須という方は、「代車無料サービス」がある工場を選んでおきましょう。修理日数は部品や工程によって前後しますが、代車があれば普段通りの生活を続けながら仕上がりを待てます。
「納期短縮の工夫」+「代車の手配」で、慌てずに板金修理を進めていきましょう。

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